Defeated at the last Snahe head game
by Morishin

記録的な猛暑が続いていた灼熱の夏は、たった一度の前線と台風の通過によって、肌寒さを感じる秋に切り替わってしまった。

猛暑よりは状況は上向くだろうと期待していたが、最高気温が10度以上下がり20度を少し上回る程度で、最低気温は16度まで落ちた。釣行する2日前までは好天が続いており、初秋の釣りが展開できていたようだが、今回ばかりは運に見放された感じがした。


今回のタックルは、盛夏のヘビーカバーが継続しているだろうと予想されたため、パワーのあるタックルをセレクトした。

(TACKLE)

ロッド:ウィップラッシュファクトリー・サーペントライジングXSR711XX

リール:ABU・アンバサダー6500CSロケット+ダイワスネークヘッドカスタム用ハンドル
    シマノ・カルカッタ400+スネイクバイトハンドル

ライン:バリバス・雷魚カモフラージュ8号、OFT雷強10号

フロッグ:スナッグプルーフ・エクストリームフロッグ

      カラー:クリア/パープルグリッター、クリア/ピンクグリッター、

      チューニング:8.8gタングステンシンカーに乗せ換え

               小型コロラドブレード+小型ウィローブレード


今回も大型の期待ができるフィールドだけをチョイスし、その中で状況が良さそうなフィールドで一発を狙い、反応の無い時間帯は開拓を行う予定を立てた。

しかしながら、前日よりも10度以上低い気温と、秋の冷たい雨と風によって、雷魚の活性は著しく低下し、フィールドからは何の反応も得られない。

例年どおり、カエルは大量に発生しており、天気さえ良ければ、雷魚は水面を意識していることは予測できる。しかし、この雨と風、急激に低下した気温によって、雷魚は間違いなく沈んでいて、フロッグには反応しないことは分りきっていた。


天気予報では、翌日と翌々日は晴れになっている。とりあえず初日はフィールドを回り、明日以降に期待できそうなところを探すことにした。

ヒシは枯れ初めているところもあれば、青々としているところもあり、葉が立ち上がって盛夏のようにヘビーカバーを形成しているところもある。ハスに関しては枯れる気配は無く、背丈ほどに立ち上がった状態になっていた。

とりあえずフィールドを回りながら、雰囲気の良さそうな場所でカッパを着てフロッグをキャストしてみるものの、雷魚の反応は全く無く、結局初日はノーアタックで終了することになった。


2日目の朝、天気は曇り。そして強めの風が吹いていた。どうやら、太平洋上で発生した台風の影響のようだ。肌寒いので長袖Tシャツを着込み、昨日見た中で一番コンディションの良さそうなフィールドに向かった。

フィールドに到着すると、雲にも切れ間が見られるようになり、薄日が差し込み始めていた。昨日よりはコンディションは良さそうだった。

カバーが厚いので、スナッグプルーフエクストリームフロッグに8.8gのタングステンシンカーを乗せた23g仕様を選択。これくらいのウェイトがあれば、ヘビーカバーに隣接するカバーの濃淡にある小さな隙間を狙うことができる。

セオリーどうり、足元から攻め、順に距離を伸ばして注意深く探ってみるが、全く反応が無い。捕食音が聞こえては来るが、攻略不能なハスのジャングルの中からだった。

ハスのジャングルと立ち上がったヒシ、オープンエリアがある見た目では一番出そうな場所に狙いを定め、捕食音のあったハスのジャングルの近くのヒシのカバーを重点的に攻めた。

この晩秋の時期は早いアクションに反応することは少なく、ロングポーズなどでとにかくフロッグを見せる時間を長く取ることが重要となる。ロングポーズ後のアクションもスロー気味で、1投、1投に時間をかけている。

攻め始めて数投目に前触れも無く、いきなりアタックが出てフロッグが消え、アワセを入れたが、一瞬口に掛かった感じがしたけれど、ジャンプ一発でバレた。60cmクラスの小型だった。その直後にもう一発出たが、これもサイズが小さそうな雷魚で、厚いカバーの下からフロッグを持ち込むことができなかった。

昨日とは打って変わって、朝一から好反応を得たけれども、その2発以降は全く反応が無くなった。オープンエリアにはベイトフィッシュが見られ、遠くの方ではそれを捕食している雷魚も見ることができたが、それらのエリアを攻めてみてもフロッグへの反応は得られなかった。


その後、数箇所の有望フィールドを回ってみたが、どこも反応が無く、アタックすら取ることができないでいた。

昼くらいになると、気温が24度まで上がり、雲の切れ間から太陽が照らし始めた。雷魚の活性が上がるであろう数少ないタイミングだった。しかし、次に訪れたフィールドは全面ヒシに覆われているが、枯れ初めており、腐りかかったカバーも多く、フィールドコンディションは悪そうだった。

陽が差し込み、気温も上がったのでひょっとしたらオープンスペースに雷魚が浮遊しているのではないかと思い、その枯れた厚いヒシのカバーとアシに囲まれたインレット付近にある小さなオープンスペースを狙いに行った。

すると予想どうり、アシの向こう側に浮遊する雷魚を発見。クリア/ピンクグリッターのエクストリームフロッグにブレードを装着した仕様を選択し、ロングキャストをしてアシ越えにアプローチした。そして、浮遊する雷魚に向かって首振りアクションで誘うと、飛びかかるように激しくアタックしてきた。

フッキングも一発で決まり、ロッドのパワーで一気にアシとヒシのカバーの中から引き抜いた。しかし、足場が高くて抜き上げられないため、100m程の距離をそのまま横に移動し、水門付近から下に降りてランディングした。サイズは75cmと、イマイチだったが、ボウズになることを覚悟していたので、非常に嬉しい1匹となった。

その後、いくつものフィールドを回ったが、どこも反応が無く、天気も一向に回復せず、相変わらず冷たい風が吹いていた。

フィールドを開拓しようにもコンディションが悪いので、釣れるかどうかの判断もつかず、結局、過去に実績のあった場所で粘る作戦を取ることにした。

午後4時を過ぎる頃、そろそろ終了にしようかと思い、最後に訪れたオニバスとウキクサのある小さなフィールドで60cm弱の小型が釣れた。

岸際のシャローにあるウキクサエリアを先ほどと同じブレードチューンしたエクストリームフロッグで引き倒していたところ、前触れも無くアタックしてきた。

結局、その後も全く反応を得ることが無く、この日は終了した。


3日目は台風の影響が益々強くなり、朝から強い風と冷たい雨が降っていた。

今日が今シーズン最後の雷魚釣りになるため、大型の期待ができるフィールドで粘ることにした。どこを回っても、雷魚の反応が無い状況のため、実績のあるフィールドで偶発するアタックに期待するしかなかった。

しかし、回復すると期待していた天気は、前日よりも悪くなり、気温も20度を下回ったまま、一向に上がる気配も無かった。なんとか一発を期待し、ヒシのカバーの濃淡にある小さなポケットをロングポーズと微振動を組み合わせて丁寧に探っていったが、一発のアタックも出なかった。空は厚い雲に覆われたまま、時折冷たい小雨が降り、台風の影響による強い風が吹いていた。

このまま今シーズンを終了するのは納得できない・・・と、必死にキャストを続けたが、結局、その後もアタックすら無いままタイムアップとなった。

今年は、このサイトを始めて10年目、そして積年の苦労の末にオリジナルフロッグの市販を開始することができた節目の年だった。
そのフロッグでモンスターを釣り、有終の美を飾りたいと願っていたが、その夢は叶わなかった。

釣行回数が非常に少ないので、そう簡単に釣れる訳はないことは重々承知しているけれど、来年こそは実現させたいと願っている。

そのエクストリームフロッグだけれど、チューニングパーツや限定カラーなどを計画しているので、シーズンオフの暇な時間にでもグリーンダイアモンドのウェブサイトを訪問していただきたいと思います。

Green Diamond www.greendiamond.jp

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