ネスト
Photo by Soul

Text by Morishin

5月から7月にかけてフィールドでは雷魚の繁殖期を迎え、岸沿いのアシやヒシのカバーの隙間に雷魚の稚魚による雷魚ボールや、それを守っている親雷魚の姿を頻繁に見かけるようになる。

巣そのものはもちろん、繁殖活動を行っている雷魚がいる場所をネストと呼び、我々雷魚マンはそのネストを避けて釣りをする。

しかし、近年、そのネストを知ってか知らぬか定かではないが、狙い撃ちしている釣り人が多くいるという話しを聞く。

雷魚釣りは原則、ネスト撃ちはNGなので、狙わないようにして欲しい。

そのネストだが、岸沿いで雷魚ボール(稚魚が群れている様)や巣自体が視覚的に判断できる場合は簡単に見分けが付く。しかし、岸から距離がある場合は少々難しい。

その判断基準は、

1)ヒシの葉が不自然な立ち方をしている(不自然なカバーの変化)

2)フロッグを弾き飛ばすようなアタックが出て、再度狙った時にもそれを繰り返す

3)フロッグに着いたあと、大きく波立つが喰わない

などが挙げられるが、もちろん、例外も多い。


これは沖合いにあるネスト。パッと見ただけではカバーの変化と誤認し、フロッグで攻略してしまう。

雷魚ボールと呼ばれる稚魚の群れ。岸際で見られることが多く、確認し易いので誤認することはない。

ネストは周りのカバーとは違う変化が必ずある。それを誤認し、知らず知らずに狙ってしまっていることも多々あると思う。

もし、それがネストの場合は前述のようにいつもとは違うアタックをするので、それから判断して欲しい。

他の釣りで禁漁区や禁漁期間を設けていることが多いが、この雷魚釣りにおけるネスト撃ちNGというルールはそれにあたると理解してもらえればと思う。

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