Morishin-2003
ROD

For Any Situation)

昨シーズンは、このウェブサイトを見ている人、特にビギナーの方々に分かり易くということを考慮に入れ、「フィールドコンディションに合わせたタックル選択」という形で多種類のロッドを紹介した。
しかし、私が実際に使ったロッドは90%がOFT雷魚77Boronで、残りの10%をハスなどのカバーでSMITHのMH76XHを使い(破損覚悟で使うのに最適だった)、カバーの薄いシーズン初期にGUNGUN70を1回だけ使った。

それはなぜかと言うと、私の場合はフィールドコンディションに合わせてロッド選択をするというよりも、自分のフィッシングスタイルに合わせてタックルを選択し、フィールドコンディションが変化しようとも、それに関係なく自分のスタイルに合ったタックルで対応するからだ。

私の場合、

1:アワセは短いストロークで比較的軽いタッチで行う。
  =ベリーからバットにパワーがあり、フッキング時のパワーロスが少ないロッドが必要。
   カバーが薄いからといってライトなロッドを使うとフッキングに失敗するケースが発生する。

2:スナッグプルーフなど軽量小型フロッグでの近距離(50m以内)ゲームが多い。
  =軽量フロッグがキャストし易すく、繊細なアクションを付け易いファーストテーパーが必要。

3:アワセから寄せを瞬時に行う。
  =アワセと同時にカバーから引きずり出し、主導権を与えずに秒殺するためにはパワーや トルクが必要。

ということで、今シーズンもまた雷魚77Boronを使う予定だ。

また、今年は「原点回帰」をキーワードに、訪れるフィールドや使用するタックルをできる限り昔の状況に近づけて、あの頃に感じたものを思い出してみたいとも思っている。昨今の荒廃が進んでいるフィールド状況では数や型を追求するスタンスではモチベーションの維持が難しいため、それら以外で楽しめる何かを探していきたいと思っている。

雷魚77Boron
Raigyo77Boron
細く繊細なティップとパワフルなバットという組み合わせに違和感を抱く人が多く、このロッドに関しては賛否両論があるのは事実。しかし、現在の私のスタイルにはベストマッチしているため、このロッドを選択している。

訪れるフィールド、使うフロッグ、攻略法は人それぞれであり、ロッドに求めるものも千差万別がある。また自分のクセを理解し、ロッドによってそれを補うことも大事だ。

Shadowrise SR59 BANTAM
このロッドを選んだ理由は一つ。昔使っていたFL-59H(リリーパッドハスキー)やGL62H(マグナムハスキー)などのロッドと長さが似通っているからだ。正直、その長さがもたらす操作性のメリットよりも、ショートロッド故のデメリットを期待している。昔みたく、細くて短いロッドでのカバーゲームを再度実行し、あの時のフィーリングを再度感じてみたいと思ったからだ。

ロッドの長さはグリップまで入れた全長を示しており、FL-59Hはチャンピオングリップのガングリップを装着した時の長さで5.9f。このSR59はフォアグリップのある長いダブルハンドルのグリップ全長を入れて5.9f(正確には5.8f)しかないので、ブランク自体の長さを比較した場合は、SR59の方が37cm(12インチ)程短いことになる。

現在、フィールドコンディションに合わせて各メーカーから多種多様なモデルが販売されている。同じ設定フィールドコンディションでもメーカーごとにコンセプトが異なっており、使う側がそれらの違いを十分理解し、自分のスタイルに合ったモデルを選択しなければならない。
ロッドをフィールドコンディション別に設定するのは、その方がより雷魚ゲームを楽しめるという要素を含んではいるものの、アイテム数を増やして売上を伸ばしたいというメーカー側の意向が強く反映されている部分でもある。そういったマーケティング戦略に左右されずに自分のスタイルに合ったロッド選択ができればと思う。


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