Ken-2011
ROD

各メーカーからリリースされた数あるロッドの中で、自分に合うロッドを探し出すことは容易ではないと思う。基本的には自分のメインフィールドのカバーの状態と射程距離によって決められ、好みなどの+αの要素が絡み合ってくる。

これまでに使用してきたロッドの中で私が求めている要素を単純に表現すると「しなやかなティップとがっしりしたバット」である。

しなやかなティップに求めることは;

・軽量フロックを含めたキャストフィール

・フロッグの操作性

・フッキング後の雷魚の動きに対する追従性 であり、

がっしりとしたバットは、

・長距離でのフッキング

・その後カバーから引き出す速効性

・大型魚をカバーごと寄せる剛性感

・足場の高い所でのランディング時に80アップを抜き上げるパワー

などが必要条件となる。


今回紹介するのはこれまで使用してきた中から取捨選択し、現在でも使用しているロッドである。
パワーのある一昔前のロッドが好みで、多少古くても私にはこれらがマッチしている。もちろん最新スペックのロッドにも興味はあるが、店頭に在庫がある場合が少なく、手に取ってじっくりチェックする機会が無いので購入にまで至らない。

また、ここ10年間に発売されたロッドの大半が「軽量」を謳っているが、ブランクは硬いものの、肝心の高負荷がかかった時にトルク不足を感じることが多い。トルクを犠牲にしてまでも「軽量」にすることの方が大切なのだろうか?

「軽量化」を求める雷魚マンは本当に大多数を占めているのだろうか?ロッドメーカーには、このような不確かな周囲の風潮に迎合して欲しくないと思う。


OFT 雷魚77 Boron
まさに「しなやかなティップとがっしりしたバット」を具現化したようなロッド。

ティップはライトロッド並みに細く、バットはどのロッドより太い。重量バランスに優れピッチングも行い易い。高負荷をかけた時のベンディングカーブにやや不自然さはあるが、汎用性の高さを生かしてクリークの接近戦から野池の長距離戦までこなす。

数多くの雷魚をファイトしてきた為にブランクがヘタってきたようだが、程度の良いモノを見つけるのは至難の業だ。

藤岡 鬼に金棒 80L Boron
使用する状況は77BORONとよく似ていてより長さが有利になる状況で使用する。

私が大切にしているラインメンディングの際もロングロッドに分がある。

このロッドは他と比較しバレが少ない。これも長さゆえのメリットだろう。しなりと反発力を生かしたフロッグの遠投性も申し分ない。

更にクリークでも頻繁に使用している。8フィートという長さがデメリットになることもあるが、それを補うだけのメリットも多い。

あらゆる状況を1本のロッドでこなすとなったら、守備範囲の広いこのロッドを迷わずセレクトする。

ValleyHill GUNGUN 80 Boron
盛夏のヘビーカバーフィールドの長距離砲として無くてはならないロッド。
暴れる大型魚をヘビーカバーごと数十メートルもの距離を寄せてくるにはこれくらいの長さとバットの剛性が欲しい。このロッドは現在でも初期型、?型、最終型と3本所有している。ちなみにこの3本の中では最終型が最もパワーがある。

モデルチェンジしたGUNGUN ZERO82にBORONアシストが無くなってしまったのが非常に残念でならない。

Nobys Blue Thunder Bolt R72
これまでの3本とは対極にあるような北海道産のロッド。
ライトカバーの近距離戦用だ。一見バスロッドの延長に見える華奢なブランクだが、ジョイント部の径は太くなっており、カーボンの厚みもバスロッドの比では無い。まだあまり雷魚とファイトした事は無いのだが、手持ちのロッドの中では、一番最近のモデルなので使用機会を増やし、高弾性と中弾性のグラファイトコンポジットがどのようなフィーリングになるか感じ取ってみたい。
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